川崎フロンターレが浦和レッズを3-1で下し、クラブ初の4強進出へ前進した。日本代表のハリルホジッチ監督が見守る中、代表候補のFW小林悠(29)が2得点と躍動した。前半32分に先制点を奪い、痛恨のアウェーゴールを与えた後の後半40分にはダメ押しの3点目を決め、全3得点に絡む活躍でチームを救った。第2戦は9月13日に埼玉スタジアムで行われる。

 ◆4強進出の行方 ホームで3-1と先勝した川崎Fは第2戦で引き分け以上なら準決勝進出決定。0-2負けの場合は1勝1敗、2戦合計スコア3-3で並ぶが、アウェーゴール数が浦和1、川崎F0で浦和の逆転突破。川崎Fが1-3負けなら、30分間(前後半各15分)の延長戦を行い、それでも決着が付かなければPK戦で勝者を決める。