日本協会の田嶋幸三会長ら役員や理事が14日、来夏の一部再開を目指すサッカー施設Jヴィレッジ(福島・楢葉町、広野町)を視察した。

 97年開設の同施設は、東日本大震災後に東京電力福島第1原発事故の対応拠点となり、駐車場や資材置き場に姿を変えていた。19年4月の全面再開に向けて復旧作業が進む中、ようやく一部ピッチに緑の芝が戻り田嶋会長は「すぐにでも代表の練習ができそう」と喜んだ。復興支援の一環で理事会も開催。元日本代表FW黒崎久志氏を海外研修プログラムの派遣指導者としてケルンとシャルケに年末まで約4カ月送ることや、池田伸康氏、宮川真一氏、和多田充寿氏のS級コーチライセンス認定などを決めた。