アルビレックス新潟がJ1残留に踏みとどまった。

 午後2時開始のホーム戦は1-0でサガン鳥栖を破り、残留のための絶対条件の勝ち点3をゲット。その上で午後4時開始の15位甲府、16位広島、17位大宮の結果を待った。甲府が引き分け以上、広島、大宮が勝利のどれかで降格が決まる状況だったが、3チームとも敗れ、今節降格は免れた。

 DF大野主将は「まだ可能性が残った。ホッとしました」とクラブを通してコメント。鳥栖戦後、デンカSの控室に残り、ネット中継で他クラブの試合を観戦した。ホームで19試合ぶりの白星を挙げた後だっただけに、祈るように「吉報」を待っていた。同じくスタジアムにとどまっていた呂比須監督は「次節(11月18日、甲府戦)までチームを向上させたい」と甲府との“直接対決”に目を向けた。