FC町田ゼルビアは11日、相馬直樹監督(46)との契約を更新し、同監督が18年も引き続き指揮を執ると発表した。14年に監督に復帰し、18年が5季目、通算では6季目のシーズンとなる。

 町田は「クラブとしましては、今シーズンもJ2リーグ残留を果たしてくれたこと、そして、目標としている2020年のJ1リーグ挑戦に向け、継続した強化をしていきたいとの想いで続投をお願いし、相馬監督にもプロジェクトに賛同していただきました」と、継続性の重視が契約更新の理由だと明らかにした。相馬監督は12日のレノファ山口とのホーム最終戦後のセレモニーでコメントを発表する。

 相馬監督は、町田がJFLだった10年に監督を務め、1年で退任したが、J3に参戦した14年に4年ぶりに監督に復帰。同年3位、翌15年に2位と順位を上げ、同年に入れ替え戦でチームをJ2復帰に導いた。16年はクラブ史上初の首位に立つなどして7位と躍進も、17年は40節の時点で15位と苦闘が続いていた。