京都サンガFC・U-18が昨年準優勝のサンフレッチェ広島ユースを下し、16年ぶりの決勝進出を決めた。

 前半11分に先制を許すが、後半19分にU-17(17歳以下)日本代表で主将を務めるMF福岡慎平(17)が同点弾。6分後には、カウンターからFW服部航平(17)が仕留めて勝ち越しに成功した。

 岸本浩右監督(50)は「前半の最初は良くなかったが尻上がりに調子を上げていった。(カウンターからの勝ち越し点は服部が)走ってくると信じてパスを出した結果だったと思う。本当によく決めてくれた」とニッコリ。決勝に向けて「自分たちの良さ、ストロングを90分間しっかり出したい」と意気込んだ。

 第25回を迎えるJユース杯は、J1、J2、J3の51クラブ(福島、藤枝、沼津は不参加)と日本クラブユースサッカー連盟の地域代表4チームの計55クラブがノックアウト方式によるトーナメントで戦う。決勝は19日に長野Uで行われる。