今季からJ1に昇格したV・ファーレン長崎の高田明社長(69)が、10日の第3節ホーム浦和レッズ戦後に取材に応じた。

 試合はFW鈴木武蔵のPKで先制したものの追いつかれ、リーグ初勝利とはならなかった。開幕から3試合続けて追いつかれてのドローとなったが、「あそこまでいけたら勝ってもおかしくない。いい試合をしていた」と選手をねぎらった。

 昨年4月25日、クラブの社長に就任した。わずか1年でJ1に昇格し、「素人ながら、見ていて強くなってきている。期待が持てる」と手応えを語る。開幕前にはさまざまなメディアの順位予想でことごとく最下位を予想されているのを見て、逆に勇気づけられたという。「上を目指すということは、それでいい。裏切りたいですね」と力強く話した。