異例の「イニエスタ公開」練習が行われた。ヴィッセル神戸は25日、本拠地ノエスタで公開練習を行い、平日朝にもかかわらず約1000人が詰めかけた。スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)の加入後、クラブは混乱を避けるために練習拠点のいぶきの森球技場での練習を一般ファン非公開にした。それに代わる措置で、今後も月1回程度の実施を予定している。

 イニエスタはミニゲームで“来日初ゴール”も決め、1000人を喜ばせた。練習後のファンサービスも、予定の10分を超えてサインの求めに応じ「人格者」の評価をさらにグングン上げた。同じ左サイドのタイ代表DFティーラトンは「ミスパスで怒らせるんじゃないかと緊張した。(同じチームで)夢のようなことが起こっている。信じられない」と夢見心地だった。