ヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタ(34)とFWルーカス・ポドルスキ(32)の夢の共演が初めて実現した。そろって先発に名前を連ね、キックオフした。

 家族と再来日するためスペインに一時帰国していたイニエスタは6日にチーム練習に合流し、左足の骨折で離脱していたポドルスキも同じタイミングで全体練習に復帰していた。

 スペイン代表でW杯優勝経験のあるイニエスタと、ドイツ代表でW杯優勝経験のあるポドルスキの2人が初めて同時にプレーし、さらにFWウェリントン(ブラジル)、アジア枠のGKキム・スンギュ(韓国)、外国籍選手扱いにならないJリーグ提携国枠のDFティーラトン(タイ)も含めて外国籍の5人が先発した。ベンチには同じくJリーグ提携国枠で8日に期限付き移籍したばかりのDFヤセル(カタール)も入った。

 Jリーグでは1クラブで外国籍選手は3人まで試合にエントリー可能だが、アジア枠は新たに1人エントリーできる。さらにJリーグが提携する国(タイ、ベトナム、カタールなど)は外国籍選手扱いにならない。