名古屋グランパスが残留を争うサガン鳥栖に快勝し、5連勝を飾った。

 連勝の原動力、4戦7得点と絶好調だったFWジョー(31)が累積警告で出場停止。しかし勢いは止まるどころか、加速した。

 前半21分にDF金井貴史(28)がFW前田直輝(23)のパスを右足で押し込み先制。後半も19分に途中出場のDF和泉竜司(24)が左足で決め、さらに30分に前田がとどめの3点目を突き刺した。風間八宏監督(56)は「立ち上がりから落ち着いてやれていたし、シュートチャンスを作れるだろうと見ていたがその通り。勝つために何をするか、だれが出ても形になる」とチーム状態に自信。2点目を決めた和泉も「いい流れ」と笑顔を見せた。