北海道コンサドーレ札幌は北海道胆振東部地震発生から一夜明けた7日、前日6日に続きチーム練習を中止とした。札幌市のクラブハウスは7日夕方まで停電が続き、その影響でシャワーや洗濯機が使用できなかったが、同日午後7時過ぎに復旧が確認された。今日8日からの練習再開が決まった。

クラブハウスを訪れたペトロビッチ監督は報道陣に「みなさんは無事ですか?」と気づかい「土砂崩れで家が倒壊された方々に比べれば」と前向きに話した。札幌市の自宅マンションは7日午前に電気と水道が復旧。6日は懐中電灯で夜を明かしたという。だがエレベーターの運転が停止しているため、12階から階段を使用して外出している。

チームは選手に個別で連絡を取り、自宅のライフラインの状況を確認。ほぼ復旧したという。チームは2~5日がオフで6日から15日のアウェー川崎F戦に向けて練習を再開する予定だった。この日は体を動かしに自主トレでクラブハウスを訪れた選手も多数いた。