サッカー元ブラジル代表DFロベルト・カルロス(45)が世界一の実力を発揮した。前日8日のエキシビションマッチに続き、公式戦デビュー。前半15分29秒に“悪魔の左足”をさく裂させて先制ゴール。1-1と同点に追いつかれたが後半10分4秒、今度は右足ボレーで決勝ゴールをたたき込んだ。Fリーグによると45歳5カ月のゴールは、12年目の同リーグ最年長記録という。

6日に来日して滞在4日で結果を出したロベカルは「短い時間だったが、素晴らしいタレントを持った選手たちと過ごせた。レベルの高い選手とプレーできたから、ゴールも決めやすかった」。自然災害が相次いだ被災者に向けて「サッカーは大変な状況にある人びとにも夢と希望を与えられるスポーツ。だから自分も日本に来てよかったと思う。アリガトウ」とメッセージを送った。