首位の川崎フロンターレが連覇へ価値あるドローだ。3位鹿島アントラーズと0-0で引き分け、2位サンフレッチェ広島と並んでいた勝ち点を57とした。前半38分、エースFW小林悠(31)がPKを失敗。後半は流れを失いかけたが、リーグ最少失点を誇る堅守で、ゴールを死守した。

今季の川崎Fは29試合でリーグ最少の21失点。1試合平均0・72点は、J1の年間平均最少失点記録である08年大分の0・71点にわずか0・01差で、歴代2位に相当する。昨季の川崎Fの29試合時点の失点は30点で、3失点以上の大量失点負けが0-3、2-5と2試合あったが、今季はリーグで唯一0。守備の安定感は初優勝した昨季を上回る。