川崎フロンターレがMF斎藤学(28)の移籍後リーグ初得点などでヴィッセル神戸との打ち合いを制し、連覇へ大きく前進した。MF阿部とMF守田を累積警告による出場停止で欠く苦境の中、一時は1-3とリードを許したが、スペイン代表MFイニエスタを擁する神戸に後半猛攻。5-3と逆転し、6戦負けなしで勝ち点を60に伸ばし、2位サンフレッチェ広島との差を4に広げた。

◆優勝の行方 首位川崎Fが勝ち点を60に伸ばし、2位広島(56)との勝ち点差を4に広げた。2チームの残りは4試合。優勝の行方は、残り5試合で勝ち点45の6位札幌(最大60)を含めた3チームに絞られた。得失点差でも優位の川崎Fは、最短で11月10日の第32節C大阪戦(ヤンマー)で優勝が決まる可能性がある。残り2試合となる第32節終了時で2位に勝ち点7差以上となれば、川崎Fのリーグ連覇が決まる。