ヴィッセル神戸が、MFルーカス・ポドルスキ(33)の2発で8試合ぶりに勝ち点3を奪った。

前半11分、MFアンドレス・イニエスタ(34)が前線へふわり浮かしたパスに、ポドルスキが反応。左足で先制ゴールを決めた。しかし名古屋グランパスも後半開始直後に反撃。38歳のベテランMF玉田圭司が角度のない位置から同点ゴールを決めた。

その後はお互いにチャンスを迎えながら、勝ち越しゴールを奪えず。膠着(こうちゃく)状態の後半40分、右サイドでパスを受けたポドルスキが強引でドリブルで持ち込み、左足を振り抜いて決勝ゴールを決めた。神戸の勝利は8月19日の湘南戦以来。ようやくトンネルを抜け出した。