セレッソ大阪は名古屋グランパスに競り負け、2戦連続の0-1完封負けを喫した。

ミスが目立ち、決定力不足は深刻で尹晶煥監督(45)は「考えることが多すぎて、整理がつかない状態。チーム一体となってやらないといけないが、ワールドカップの中断以降、うまくいかないことが続いている。一番大きな責任は、まとめなければいけない私にある」と厳しい表情で言った。

同カードは9月30日にヤンマースタジアム長居で予定されていた一戦。台風の影響で中止となり、この日にキンチョウスタジアムでの実施となった。来年から大規模な改修工事に入る同スタジアムでは当初、9月14日のジュビロ磐田戦が最後の試合だった。

降って湧いた「ラスト・キンチョウ」に選手も気合十分で臨んだが空回り。FW柿谷曜一朗(28)は「今こそひとつにならないと」と訴えた。