名古屋グランパスは24日、かつてゼネラルマネジャー(GM)や代表取締役社長を務め、23日に大腸がんのため死去した久米一正さんを悼んだ。小西工己社長が公式ホームページを通してコメントした。

「久米一正様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。ご生前は日本サッカー界発展のためにご尽力され、名古屋グランパスにおいても、GMとしてクラブ初のリーグ優勝へ導くなど、クラブに輝かしい歴史を刻んでくださいました。また、2015年からは代表取締役社長として、クラブの発展に多大な功績を残されました。私たちは久米様が築いてこられたクラブの歴史を継承し、これからも『町いちばん』のクラブを目指し歩んでまいります。あらためまして、久米様のご冥福を心よりお祈り申し上げます」

久米さんは08年に名古屋のGMに就任。10年にクラブをJ1初優勝に導いた。15年には親会社のトヨタ出身以外で初の社長となったが、翌16年にJ2降格の責任を取って退任していた。