第27回全日本大学女子サッカー選手権大会(12月23日開幕)の記者会見が26日、都内で行われた。

会見には関東第1代表の帝京平成大学、同第2代表の早稲田大学、同第3代表の日本体育大学、関西第1代表の姫路独協大学の代表選手らが出席。それぞれが意気込みを語った。

同大会は早大が3連覇中。早大のMF熊谷汐華主将(4年)は「チームとして苦しい戦いになると思うので、油断せずに自分たちのサッカーをやっていきたい」と意気込んだ。

大学女子サッカー界は、過去には日体大出身のMF川澄奈穂美(33=現シアトル・レイン)やDF有吉佐織(31=現日テレ)らを、なでしこジャパンへ輩出。近年も武蔵丘短期大からMF阪口萌乃(26=現新潟)とDF国武愛美(21=現ノジマステラ神奈川相模原)、早大から高木ひかり(25=現ノジマステラ神奈川相模原)らが、なでしこジャパン入りを果たしている。 4大会ぶりの優勝を目指す日体大のDF大賀理紗子主将(4年)は「今年は王座奪還を目指して1試合1試合、謙虚に戦いたいと思います」と力を込めた。大賀はなでしこリーグ1部の日体大FIELDS横浜でもプレーしており「格上相手の中で試合を重ねるごとにスピードや判断力は身についた」と自信も口にした。

大会には24チームが出場し、12月23日に開幕。準々決勝までは兵庫・三木総合防災公園で行い、準決勝からは東京・味の素フィールド西が丘を使用する。決勝戦は1月20日に行われる。