元スペイン代表FWダビド・ビジャ(36)のヴィッセル神戸入団発表会見が1日、本拠地ノエスタで電撃的に行われた。ビジャは神戸の今季最終戦を会場で観戦し、ハーフタイムにはピッチにも登場。試合後の入団発表及び会見では、10年ワールドカップ南アフリカ大会ではスペインの優勝に貢献したMFアンドレス・イニエスタ(34)とのコンビ復活を大歓迎。来季は日本で神戸を頂点へ導く。推定年俸は約3億5000万円で複数年契約。背番号は未定。

<会見での一問一答>

ビジャ まず三木谷会長、(神戸の)スタッフに本当に感謝したい。今までのキャリアでやってきたようにクラブのために最大限尽くしたい。チームがやっている高いレベルのプレーにさらに貢献できるよう、いい形でシーズンに入っていければと思っている。

-移籍を決めたのは

ビジャ 決断をする上で、移籍先が本当に必要としてくれているのかを大事にする。それは神戸から感じた。他にも理由はたくさんある。(神戸が)推進しているプロジェクトの一員になれることも、その1つだ。

-イニエスタと話は

ビジャ 移籍の話が来た時に電話をした。妻も彼の夫人に電話をした。家族で素晴らしい時間を過ごしていると聞かせてもらって、いい印象を受けた。

-実際に試合を見た

ビジャ 最後に2点を失ったが、終始主導権を握っていて見ていて楽しむことができた。早くこのチームに加わることを楽しみにしている。選手のみんなとも試合後、あいさつして写真を撮ったり話もしていい印象を受けた。試合を見ることができてうれしく思う。