ガンバ大阪の韓国代表FWファン・ウィジョ(26)が初めてベストイレブンに選出された。韓国代表の合宿中のため、授賞式には出席できなかったが、クラブを通して「このたびは名誉な賞を受賞し、とても光栄に思います。この賞は自分だけじゃなく、G大阪に関わる全ての人のおかげで受賞することができたと思います。これからももっと一生懸命頑張ります。ありがとうございました」と喜びを語った。

ファンは絶対的なエースとして、27試合16得点でG大阪の残留に貢献。8月、韓国代表として出場したアジア大会で優勝に導き、クラブに合流後はクラブ記録タイの6試合連続ゴールを決めた。シーズン終盤の9連勝の立役者となり、チームを危機から救った。

この日、韓国サッカー協会は今年最も活躍した選手に贈る「今年の選手賞」を発表。トッテナムFWソン・フンミンを抑えて、ファンが選ばれた。過去にはマンチェスター・ユナイテッドで活躍したパク・チソンらが選出されている。韓国サッカー協会は、今季代表戦を含めて公式戦47試合に出場し33ゴールという結果をたたえた。ファンも「韓国サッカーの熱気が熱くなるのを感じながら、責任も感じている。サッカーへの愛が大きくなるように努力する」とコメントした。