J2FC岐阜が12日、静岡市清水区のJ-STEPで冬季キャンプをスタートさせた。午前11時過ぎに到着すると、大木武監督(57)と全選手30人が歓迎セレモニーに参加。MF風間宏矢(25=清水商高出)やMF宮本航汰(22=清水ユース出)ら、地元清水区出身の選手が施設からの贈呈品を受け取った。清水生まれの大木監督も「気候も良く、環境もすばらしい。この場所でしっかり練習して、いい成績を残したい」とあいさつ。午後は早速、精力的に体を動かした。

チームは11日に新体制を発表。昨季はJ2で20位と不本意な結果に終わったが、今季は元日本代表FW前田遼一(37)ら、即戦力選手を獲得した。指揮官も補強に手応えを感じており、「チームでやりたいサッカーを統一していきたい」と意気込んだ。2年連続となった清水でのキャンプは15日まで行う。【神谷亮磨】