中部地区で県大会(2月3日開幕、草薙球技場ほか)出場8校が決まった。

清水桜が丘は9-0で清水国際に大勝し、6年連続で県切符を獲得。MF古長谷千博(2年)の先制点を皮切りに、新チーム初の公式戦9得点のゴールラッシュを見せた。藤枝東は5-0で静岡西を下し、51年連続で県大会進出を決めた。この日勝った他の6校も県大会出場権を得た。

藤枝東FW新堀祐生(2年)が公式戦初のハットトリックを達成した。前半5分、味方からのパスに抜け出し右足で先制点。同19分に自身2点目をマークすると、同37分に追加点を挙げた。「得点以外での課題は多かったけど、取れてよかったです」。昨年までは右サイドバックでプレーしていたが、今年からFWに転向。中学生以来となる攻撃的ポジションで存在感を示している。現在は、昨年までの主力数人がケガで離脱しているだけに、新堀は「ここで結果を残したい」と先発定着を誓った。