J2V・ファーレン長崎の新加入MF大竹洋平(29)が、新天地でのさらなる飛躍を誓った。

23日、沖縄・西原町でシュート練習中心のメニューをこなし1次キャンプを打ち上げた。鋭い左足シュートで何度もゴールネットを揺らし好調をアピールした。両膝の前十字靱帯(じんたい)を損傷、断裂するなど挫折も味わってきた左利きのテクニシャンは「岡山では思うように活躍ができませんでしたが、苦しみながらもいい経験ができたのでここで生かしていきたい。自分の持ち味の攻撃的な部分で決定的な仕事をすること。ゴールに絡むプレーのイメージは整理できている。そろそろ活躍しないという気持ちです」と再起を誓った。

再生工場の異名を持つ手倉森誠監督(51)は「彼の主戦場はピッチの中です」とジョークを飛ばしながらも、「左サイドより右か真ん中がいい。右から中に入って左足シュートもある」と期待を寄せた。