サッカー女子なでしこリーグ・新潟レディースのメンバーらが18日、クラブハウスの所在地でホームタウンの聖籠町役場を表敬訪問。今季の健闘を誓った。

訪れたのは奥山達之監督(43)、MF上尾野辺めぐみ(32)、MF阪口萌乃(26)、山本英明社長(45)。迎えた聖籠町の西脇道夫町長(64)、夏井智毅副町長(40)、近藤朗教育長(61)と対談した。

一行が到着すると庁舎正面玄関で花束が贈呈された。1月まで同町職員として子どもたちにサッカーを教えていた阪口は「職場の皆さんに温かく出迎えていただいてうれしい」。奥山監督は「盛大さに引き締まる思い」と話した。

新潟レディースは1月、アルビレックス新潟から独立した。今季は独立採算となり迎える最初のシーズンになる。山本社長が集客などの協力を要望すると、西脇町長は「町としてできる限りのことをいたします」と快諾した。

開幕は3月21日の伊賀戦(デンカビッグスワンスタジアム)。上尾野辺は「今季は(リーグ戦、カップ戦、皇后杯のうち)1つはタイトルを取りたい」。ホームタウンの期待を感じ、あらためて目標を掲げた。