J2ジェフ千葉はホーム開幕戦でアルビレックス新潟に敗れ、今季初勝利はまたもお預けとなった。

前半30分、自陣でのパスミスから相手FW田中達也にボールを奪われると、そのままペナルティーエリア外から豪快なミドルシュートをゴール右上に決められた。

千葉は新加入の元ブラジル代表FWクレーベが1トップの位置で今季初先発。しかし、相手DFの激しいマークにあい、なかなかチャンスをつくることができない。

すると後半25分、スルーパスからペナルティーエリア内に抜け出した新潟のFW矢野貴章がゴールライン際で粘り、フォローに入ったFW渡辺新太へパス。渡辺は中に走り込んできたMF高木善朗へグラウンダーのボールを送り、これを高木が倒れ込みながらダイレクトで左足を合わせて追加点。新潟にリードを2点に広げられた。

ホームで負けられない千葉も29分にMF堀込勇輝の右CKにDF増嶋竜也が合わせて1点を返して反撃に出るが、44分に矢野、同ロスタイムにはDF新井直人にネットを揺らされ、4失点。敵地で大勝した新潟が今季初勝利を手にした。