ガンバ大阪主将のDF三浦弦太(24)が名古屋の昨季得点王FWジョー封じに気合を込めた。

8日はホーム名古屋戦(9日)に向けて大阪・吹田市内で非公開練習した。J1で開幕2連勝中の相手で警戒すべきはエースのジョー。昨季はJ1の2試合で4ゴールを許した。三浦は「1対1で負けないこと。ジョーに対してパスを入れさせないのも気を付けないといけない」と引き締めた。

直近のルヴァン杯アウェー磐田戦(6日)から中2日。8人メンバーを入れ替えて臨んだ磐田戦だったが、三浦、東口、小野瀬は出場した。宮本監督はその意図を「代表にも呼ばれていたので、継続して出ることでゲームのリズムを弦太とヒガシ(東口)には取り戻して、調子を上げていってもらえたらと考えた」と説明した。試合は0-1で敗れたが、徐々に守備の連係は向上してきた。

三浦も「コンパクトに、良くはなってきている。試合中も意思疎通を図っていきたい」と手応えを感じ始めている。チームはJ1の前節清水戦で4点を挙げて今季初勝利。昨季24ゴールで得点王に輝いた天敵の元ブラジル代表FWを封じ込み、2連勝、今季ホーム初勝利を呼び込む。