川崎フロンターレが完封で2勝目を挙げた。サガン鳥栖は、またしてもリーグ戦6試合でわずか1得点の決定力不足を露呈した。

リーグ3連覇を目指す川崎Fの個人技を生かしたパスワークに翻弄(ほんろう)され防戦一方。カウンターからチャンスも得たが決めきれなかった。一方、川崎Fも主導権を握りながらゴールが遠く、前半はスコアレスで折り返した。

後半、川崎Fが先制した。同6分、自陣から縦パスを受けたFW知念慶(24)が、鳥栖DF藤田優人(32)に競り勝ち、そのまま持ち込んでゴール。その後は知念の3戦連発で勢いづいた川崎Fの一方的なペースとなった。同26分、鳥栖は、右足を痛めていたFWフェルナンドトーレス(35)を投入したが不発に終わった。