ガンバ大阪MF遠藤が今季初得点で、自身が持つ歴代最長の連続シーズン得点記録を22年に更新した。プロ1年目からJ2含めて連続ゴール中。貴重な同点弾でチームの連敗を3で止めた。

開幕からホーム4連敗のG大阪は今季初めて3バックを採用。FWファン・ウィジョとアデミウソンの得点源がベンチスタートとなるなど前節から先発を4人入れ替え、MF田中、藤本、FW渡辺が今季リーグ戦で初先発した。先発11人の平均年齢は30・91歳。リーグ戦3連敗脱出へ、ベテランがメンバーに名を連ねた。

だが、先制は大分。かつてG大阪のヘッドコーチを務めた大分片野坂監督にとっては古巣戦で、前半25分、右クロスからGKがパンチングしたボールをFWオナイウが決めて先制した。

一方のG大阪はハーフタイムにFWアデミウソンが田中と代わって途中出場。システムもなじみある4バックに変更し、攻勢を掛けた。後半15分、アデミウソンとトップ下に入ったMF遠藤とのワンツーで決定機をつくるが、ブラジル人FWのシュートは枠外だった。一気に何度も好機をつくるG大阪は同26分、こぼれ球をひろった遠藤がペナルティーエリア外からミドルシュートを決めて追い付いた。

大分は3戦負けなしとなった。