J1リーグで最下位に沈むサガン鳥栖は5日、今季就任したばかりのルイス・カレーラス監督(46=スペイン)の退任を発表した。

成績不振による事実上の解任。開幕から1勝1分け8敗で、10試合で総得点がわずか1という極めて深刻な決定力不足に陥っていた。

前日4日の大分トリニータ戦は、同監督はベンチ入りさえせず、金明輝(キム・ミョンヒ)コーチ(37)が指揮を執っていた。金コーチが監督に内部昇格する手続きを進めており、最短で7日に決まるという。早ければ8日のルヴァン杯1次リーグB組の柏レイソル戦(駅スタ)から新体制を本格スタートさせる。

金コーチは昨季もフィッカデンティ当時監督の解任を受け、残り5試合から緊急登板。3勝2分けで14位に浮上してJ1残留に導いていた。

今季の鳥栖はここまで5連敗中で、6試合連続無得点。元スペイン代表FWフェルナンドトーレスらスター選手をそろえながら結果が出ておらず、早くもJ2降格の危機に立たされている。

カレーラス監督はクラブを通じて「就任当初から最後まで支えて頂いた全ての方々に感謝申し上げます。特に愛情あふれるファンの皆様には限りない感謝の気持ちでいっぱいです。サガン鳥栖への愛情は永遠です。ありがとうございました」とコメントした。同監督とともにスペイン人のコーチら3人のスタッフも退任することになった。

今季のJ1では、同じスペイン人でヴィッセル神戸のフアン・マヌエル・リージョ監督(53)が途中辞任している。