清水エスパルスは12日、ヤン・ヨンソン監督(58)が退任すると発表した。川崎Fに0-4で完敗し、3連敗。

リーグワーストの26失点と課題の守備がまたしても崩壊した。当初は10節終了時で「勝ち点9」が最低限のノルマだった。1試合の猶予を与えた今節でも改善が見えない状況を重くみたクラブ幹部が監督交代を決断。成績不振を理由に事実上の解任となった。後任は篠田善之コーチ(47)が代行監督して指揮を執る。チームは2勝2分け7敗で17位。トップ5入りを掲げていた大榎ゼネラルマネジャーは「現実的に勝ち点を取っていかなければいけない」と、目標を残留に下方修正した。