J1清水エスパルスFW鄭大世(35)が3試合ぶりの出場に意欲を示した。

2週間ぶりに再開となる15日のホーム横浜戦に備え、13日は静岡市内で非公開練習に臨んだ。1日の松本戦は体調不良で今季初のメンバー外だったが、コンディションは回復。この日もフルメニューをこなしたようで「チャンスをもらえれば、いいパフォーマンスをしたい」と表情を引き締めた。

今月1日には静岡市内にジムをオープン。低酸素状態で体に負荷をかける「高地トレーニング」が体感できる施設の共同経営者になった。既に清水の選手数人も自主トレで利用。一般客も気軽に使えるジムだといい「ダイエットにも効果がある。週1回でもいいので、ぜひやってほしい」と宣伝した。

また、横浜戦では夫人特製のキムチ「テセキムチ」をスタジアムで販売する予定。義母が作った家庭の味を夫人が再現したもので「本当においしい。限定750食なのでお早めに」とPRした。

チームは現在最下位に沈むが、勝ち点13で下位5チームが並んでおり、1試合で順位が大きく入れ替わる。「チームとしても個人としても今が頑張りどころ」。巻き返しへ、ピッチ内外でベテランFWが奮闘する。【神谷亮磨】