日本サッカー協会が、女子日本代表「なでしこジャパン」の強化などを目的に、プロリーグの新規発足に向けた具体案を7月の理事会で諮ることが26日、複数の関係者の話で分かった。

早ければ東京オリンピック(五輪)後の2021年のスタートを目指している。現在のプレナスなでしこリーグ1部には10チームが参加しているが、新リーグは8チームで始動する可能性がある。

現行のリーグはアマチュアで、日本協会はワールドカップ(W杯)フランス大会で16強止まりだった代表の強化や選手の環境整備のためにはプロリーグが必要と判断し、議論を重ねてきた。海外選手の日本移籍や代表の国際大会日程を踏まえ、欧州のリーグと開催時期を合わせ、開幕を春から夏や秋にずらすシーズン移行も一案だという。

現状でプロ契約を交わしている選手はごく一部に限られ、代表選手を含めて多くがアマとして活動している。プロリーグ設立には資金や観客動員などが課題となるが、協会関係者は「女子サッカーを活性化するならば中途半端では難しい。プロ化が必要」と説明した。

日本の全国女子リーグは1989年に始まり、従来の「Lリーグ」から2004年に「なでしこリーグ」となった。11年に日本代表がワールドカップ(W杯)ドイツ大会で初優勝し、観客動員も飛躍的に伸びたが、近年は低迷が続いている。