明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2019の公式記者会見が16日、横浜市内で行われ、川崎フロンターレの鬼木達監督(45)とFW小林悠(31)、チェルシーFC(イングランド)のフランク・ランパード新監督(41)とMFマテオ・コバチッチ(25)が登壇した。

来日便の到着時刻変更や準備などで合計で2時間半ほど遅れて始まった会見。ランパード監督は「まず最初に、遅れまして申し訳ありません。ロンドンで我々にコントロールできないことがありまして、遅れにつながりました」と謝って場をなごませ「また日本に来られてうれしい。選手として来たことがあるが、その時も温かく迎えてくれました。良いチームとの競技性の高い試合になる。次のプレミアリーグのシーズンに向けた準備の、重要な試合になる」と意気込んだ。

コバチッチも「監督がすべてを話してくれたが、重要な試合になる。日本のファンの皆さんの前で良い試合をしたい」とコメントした。

昨季のJ1王者が欧州リーグ覇者に挑む一戦は19日午後7時から日産スタジアムで行われる。

鬼木監督は「チェルシーという素晴らしいチームと対戦できること、楽しみにしてました。自分も選手も楽しいゲームができるように。多くのサポーターが来てくれると思うので、楽しめる、魅せられるゲームをしたいと思います」。

小林も「僕たちの力が、どれだけ通用するのかぶつけた相手。やるからには勝ちに向かって戦いたい」と抱負を語った。