プレミアの強豪に勝った川崎フロンターレの鬼木達監督は「苦しい中で勝てたのは、自分が求めていたところ。次につながっていく」と評価した。

最後まで勝利への姿勢を貫き、勝利をつかんだ。「なんとなくイベント的にやって、仮に勝ったり負けたり引き分けても、それは何も残らないと思っていた。今日勝ちにいって勝てたことはすごく大きいし、選手にもそういうことを伝えていたので、その姿勢を貫いていければいいと思っています」。諦めなかった選手たちの姿勢をたたえた。

後半42分の得点で勝利したものの、シュート数は7対18。収穫と課題を問われると「収穫としては、こういう苦しい状況の中でも、決して主導権を握れたゲームでなくても勝てたこと。課題としては、かなりの圧を感じたというふうに僕は見ています」と答えた。