浦和FW興梠が、J1新記録の8年連続2桁得点に王手をかけた。

2点を追うホーム名古屋戦の前半ロスタイム2分、左サイドでフリーになってFW武藤の右クロスを呼び、首痛を押して頭でたたき込んだ。

3戦連発で今季9点目。直近の先発試合は6戦5発と量産態勢で、7年連続で並ぶ佐藤寿人とエジミウソンを突き放すまで1点とした。次節は札幌戦。敵将ペトロビッチ監督は元浦和で「1番と言っていいほどの恩師。決めたら心が痛みそうだけど、成長を示したい」と達成を見据えた。試合は、後半ロスタイム3分に欧州から復帰後3戦目のMF関根が頭で決めて追いついた。