J1湘南ベルマーレは12日、コーチングスタッフや選手へのコンプライアンス(社会的規範やモラルの順守)問題が明らかになった曹貴裁監督(50)に関する報道について公式ホームページにコメントを掲載した。

「一部報道について」と題した書面で日刊スポーツなどが報じた同問題について触れ「湘南ベルマーレの監督である曹貴裁がパワーハラスメント行為を行った疑惑があるという内容の記事が掲載されております。クラブとしましては、記事内容の詳細を確認し、Jリーグと協議の上で、報道された内容に関する事実関係の調査を速やかに行ってまいります」とした。続けて「応援してくださるサポーターの皆さま、ご支援いただいている企業の皆さまに、多大なるご心配をおかけすることにつきましては、大変申し訳なく、心よりおわび申し上げます」とつづった。

曹監督は12年から当時J2だった湘南を指揮し、走る「湘南スタイル」を確立。昨季はルヴァン杯のタイトルも手にしていた。今季は就任8年目を迎え、チームは11日にアウェーでジュビロ磐田に3-2で逆転勝ちし11位へ浮上していた。