J1リーグ戦3連覇を狙う川崎フロンターレが、6戦勝ちなしの窮地に陥った。セレッソ大阪に競り負け、7月27日に大分トリニータに勝ってから1カ月以上勝利がない。

鬼木達監督(45)は「前後半の立ち上がりの入りがナーバスになっている」と指摘。「3連覇を目指している中でプレッシャーを感じている。気持ちの回復が重要。気持ちをフレッシュにしないと、思い切ったプレーができないのかもしれない。その辺は、働きかけていきたい」。

FW小林悠(31)も重い表情で「開始早々のセットプレーから失点。自分から集中しようと声をかけてやっているが、失点してしまっている。自分たちで難しくしてしまっている。考え直さないといけない」と現状を分析。王者が勝ち点3を求めてもがいている。