ヴィッセル神戸のトルステン・フィンク監督(51)が13日、神戸市内の所属クラブで取材に応じ、14日の松本山雅FC戦(ノエスタ)でFWルーカス・ポドルスキ(34)の出場を見送る意向であることを明かした。

ポドルスキは、体調不良で母国ドイツに帰国。6月17日に真珠腫性中耳炎が判明し手術後、8月15日からチーム練習に部分合流。実戦は5月26日の湘南ベルマーレ戦を最後に遠ざかっており、実戦復帰に意欲を示していた。フィンク監督は「ルーカスは徐々にコンディションは上がっているが、明日に関しては早い印象」として、復帰は18日の天皇杯、川崎フロンターレ戦以降に持ち越しとなった。

さらに、8月23日の鳥栖戦で左太もも裏を負傷したMFアンドレス・イニエスタ(35)についても「まだ少し早い。(復帰の)目標はアウェーの川崎F戦(28日)」と語った。【南谷竜則】