大分トリニータが7月13日札幌戦以来、7戦ぶりの勝利を挙げた。主力のU-22日本代表DF岩田智輝(22)、タイ代表FWティティパン(26)が9月上旬のけがで長期離脱を強いられ、戦力低下が懸念された。だが総力戦でピンチ脱出した。

前半42分、4月以来、19試合ぶり3試合目の先発に燃えるFW三平和司(31)が初得点で先制。勢いのまま同ロスタイム1分、初先発のFW伊佐耕平(27)もヘディングで初得点を奪った。

湘南ベルマーレは、2点を追う後半37分に1点を返すのがやっと。カウンターからピンチを招く場面が多く、パワハラ疑惑で指導を控える曹貴裁監督(50)不在で迎えた4戦目も勝利はならなかった。