湘南ベルマーレはホームで清水エスパルスに前半だけで4失点を喫して0-6で大敗し、リーグ戦2連敗となった。

まずは前半25分、ゴール前でボールを持ったDFエウシーニョにMF西沢とのパス交換で抜け出されると、右足でネットを揺らされ先制を許した。続く同43分にも、またもエウシーニョと西沢のパス交換から、エウシーニョに右足を振り抜かれて2失点目。直後の同45分にも左サイドからクロスを受けたFW河井陽介に左足でネットを揺らされると、前半ロスタイムには右サイドのクロスに走り込んだ西沢に試合を決める4点目を決められた。

後半に入っても清水の勢いを止められず、同7分にはゴール前でボールを持ったFWドウグラスにドリブル突破から左足で決められて5失点目。続く11分にも西沢にこの日2点目を許し、今季最多6失点と守備が崩壊。攻撃では後半8分に右肘関節脱臼骨折で離脱していた元清水のFWクリスランを投入するなど、最後まで攻め込んだが1点が遠く、ホームで大敗を喫した。

これで湘南は8月13日からパワハラ疑惑で曹貴裁監督が活動自粛してからは5試合勝利なし。J1残留へ向け、厳しい戦いが続いている。一方、勝利した清水はリーグ戦2連勝を飾った。