株式会社ベガルタ仙台は2日、仙台市内で取締役会を開いた。19年度中間決算報告では上期(2月1日~7月31日)の実績が1100万円の黒字と発表。下期(8月1日~1月31日)は赤字が予想される。総収入は15億2700万円。

J1仙台の入場料収入は3億8900万円で、前期から6400万円増加したが予算には届かなかった。スポンサー収入は5億5700万円で、前期から1500万円減少した。菊池社長は「金融、保険関係の広告収入が減少し、入場券収入も雪、暴風と天候の影響を受けて集客が厳しかった。日曜開催が多かったことも含めて収入構造的にも厳しい情勢になった」と説明した。