残留危機のサガン鳥栖が、後半ロスタイムに得点し逆転勝利を収めた。

両チーム攻め手を欠いて0-0で迎えた後半4分。FC東京MF三田啓貴(29)が右CKから先制点を奪った。だが残留争いで負けられない鳥栖も食らいついた。同41分、8試合ぶり先発に燃えるFW豊田陽平(34)が、相手DFクリアボールを左足で同点ボレーを決めた。

さらに同ロスタイム5分、前線の起点となった豊田が逆転ゴールをアシスト。最後はDF金井貢史(29)が決めて、J1通算100勝に貢献した。東京は暫定で首位ながら、下位の鳥栖に痛恨の敗戦を喫した。