FC東京が敵地でヴィッセル神戸に快勝した。勝ち点56は首位鹿島と並び、得失点差で追う。

東京・長谷川健太監督(54)の選手起用が当たった。通常はボランチに入るMF高萩洋次郎がこの日はトップ下で出場。高萩が抜けたボランチには「練習試合でも調子がよかったので、思い切って」と、今季加入でリーグ初先発となるMFアルトゥール・シルバに先発を任せた。

すると前半6分に高萩が右足で先制点。「GKも見えていたし、落ち着いて流し込めた」と充実感ある表情を見せた。さらには10分にはアルトゥール・シルバが左よりから豪快なミドルシュートで追加点。指揮官の期待に応えた。

長谷川監督は「(前節から)2週間空いていたので、いろんな準備ができた。選手は非常に意欲的に取り組んでくれた」と話した。