【広州(中国)23日=木下淳】浦和レッズGK西川周作(33)が、圧巻の堅守で決勝進出に貢献した。

広州恒大を相手にビッグセーブを連発し、第1戦に続いて完封。まずは前半15分に元ブラジル代表FWタリスカの左足シュートを左に飛んで防ぐと、35分にもタリスカのシュートをしっかり正面でキャッチした。38分、再びタリスカの左足シュートはクロスバーに救われたが、前半を無失点で折り返した。

守備からリズムをつかむと、後半5分にFW興梠が先制。相手は勝つために4点が必要になった。セーフティーリードも、西川が気を緩めることはなく後半も立ちはだかる。9分のFWエウケソン、11分のMFパウリーニョの攻撃をきっちり抑え、37分にも抜け出した相手選手の右足シュートを右手1本で。最後までゴールを割らせなかった。

試合後は「前半から点を取りに来た相手に対し、耐えるところはしっかりと覚悟を持って耐えようという話はしていたし、強い気持ちで受けた。ピンチは必ず訪れると覚悟して試合に入ったので、アウェーの雰囲気を楽しみつつプレーできた」と笑顔を見せた。

守護神の獅子奮迅の活躍にチームは救われたが、後半13分に遅延行為でイエローカードを出された。準々決勝の上海上港(中国)戦に続く2枚目。これで11月9日の決勝第1戦、敵地アルヒラル(サウジアラビア)戦は出場停止となった。「前半からノーマルではないと思って警戒はしていたし、理解はできないけど、アジアの舞台ではあること」と受け止め「アウェーは出られなくなったけど、またアジア王者になるためには総力戦。できる限りのサポートをして助け合っていきたい」と、福島らGK陣の後輩に託した。