2日のサンフレッチェ広島戦で負傷退場していた川崎フロンターレのMF中村憲剛(39)が3日、自身のブログで左ひざの前十字靱帯(じんたい)損傷だったことを発表した。

中村は「やった瞬間から覚悟はしていましたが、実際に告げられるといろいろなことが頭を駆けめぐりました。正直、この年齢でこのけがをするとは夢にも思いませんでしたが、あのプレーに後悔はないですし、起きてしまったことにあれこれ言ってもしょうがないと思うので今は前向きにこのけがに向きあって行こうと思ってるところです」と報告した。

中村は広島戦の後半21分、相手MF稲垣祥との接触し倒れると、ピッチの味方がすぐにプレー続行不可能の「バツ印」をベンチに伝えていた。鬼木達監督は試合後、中村のけがに「これから検査する」としていたが、長期離脱を強いられる大きなけがだった。

中村は「今シーズンは残念ながらもう、同じピッチには立てませんがしっかりチームをサポートしていきたいと思います。そして、来シーズンの復帰に向けて焦らず頑張りたいと思います」とつづった。