J2のアルビレックス新潟は19日、GK野沢洋輔(40)と20年2月1日以降の契約を締結せず、今季をもって契約満了とすることを決定した、と発表した。

野沢は00年から08年まで新潟に在籍し、03年のJ2優勝、J1昇格決定時に守護神として活躍。今季、新潟シンガポールから11年ぶり新潟復帰も、ここまで公式戦出場はなし。最終節長崎戦(24日・デンカビッグスワンスタジアム)が新潟の選手として出場するラストチャンスになる。

野沢はクラブを通じて次のようにコメントした。

2019年はアルビレックス新潟復帰という夢が叶った年でした。それと同時にJ1昇格という夢は破れた年でもありました。しかし、夢に破れるということは、夢に向かって挑む者にしか訪れません。来年からのアルビレックス新潟も、サポーターとともに、J1、そしてその先の夢に挑み続けるチームでいてください。

今年1年、サポーターのみんなからかけてもらった声が僕の原動力でした。

そして、10年間アルビの一員として戦えたことは僕の誇りです。老若男女、本当にたくさんの人達と悔しい思いをし、感動できたことはかけがえのない、いい思い出です。感謝しかありません。こんな僕をヒーローと言ってくれてありがとうございました。

アイシテルニイガタ!新潟最高!