クラブ過去最高の2位で今季を終えた東京が、来季の新戦力としてG大阪のMF小野瀬康介(26)の獲得に向けて動いていることが7日、分かった。

小野瀬は今季、右サイドで高い攻撃センスを披露。東京は今季46得点と攻撃力アップが課題となっており、今季ブレークした26歳に白羽の矢を立てた。またJ2降格が決まった磐田のFWアダイウトン(29)の獲得にも動いている。来季以降の契約を更新した日本代表FW永井らに加えた得点源として期待できる存在だ。

この日の最終節で横浜に0-3と完敗。シーズンの大半を首位で過ごしたが、残り3試合で2分け1敗と勝ちきれなかった。それでも2位に入ったことで、ACLも視野に入った。プレーオフに勝って出場を決めれば来季は開幕から過密日程となる。逃したリーグ優勝への再挑戦を含め、戦力の強化を目指す。