浦和レッズレディースが3-2でINAC神戸レオネッサに逆転勝ちし、14年以来5年ぶりの決勝進出を決めた。

浦和が打ち合いを制した。前半2分にINAC神戸のMF中島依美に先制点を決められるも、直後の9分にFW菅沢優衣香のゴールで同点に。そのまま折り返した後半10分には相手MF増矢理花に勝ち越しゴールを奪われたが、同16分にFW清家貴子がゴール前の混戦から頭で押し込み、再び試合を振り出しに戻した。

そして迎えた後半32分。左CKを得ると、ゴール前に飛び込んだDF南萌華が頭でネットを揺らし、初めて浦和が勝ち越しに成功した。最後はDF高瀬愛実を前線の位置に上げるなど、追いすがるINAC神戸の猛攻を振り切って試合は終了。今季の公式戦で4戦全敗だったINAC神戸に初勝利を果たし、決勝進出を決めた。