J2東京Vは8日、磐田に所属する元日本代表FW大久保嘉人(37)を完全移籍で獲得したことを発表した。

東京Vのクラブ公式サイトで大久保は「プロ20年目という節目の年を、東京ヴェルディという歴史と伝統のあるクラブでスタートできることを大変うれしく思います。小さい頃、誰もが憧れたヴェルディは、憎らしいほど強くて、サッカー少年だった自分の心をいつもワクワクさせてくれました」とコメントを発表した。

また「そんなヴェルディを復活させるためには、J1昇格することがまずは絶対だと思っています。そのためには試合はもちろん、1日1日の練習から大切に、日々全力で頑張りたいと思います」と所信表明。「東京にオリンピックがやってくる2020年。オリンピックだけでなく、ヴェルディのサッカーで、ファン・サポーター、そして子供たちをワクワクさせたいです。応援よろしくお願いします」とコメントした。

2001年に国見高からC大阪に加入。04年にマジョルカ(スペイン)移籍。06年に復帰したC大阪から神戸、ウォルフスブルク、神戸復帰を経て13年から川崎F。17年は東京でプレーし、18年に川崎Fに復帰した。19年からは磐田でプレーしていた。

日本代表は04年アテネ五輪と10、14年のW杯出場。国際Aマッチ通算60試合6得点。