ブラジル人のザーゴ新監督(50)を迎えた鹿島アントラーズの新体制発表会が23日、鹿嶋市近郊で行われ、同氏と新加入選手11人が登壇した。

湘南から移籍したDF杉岡大暉(21)は東京五輪世代だが、「その先のサッカー人生を考えた上で、成長しなければと危機感を感じていたのも事実。半年後に五輪がありリスクもあるかもしれないが、それを考えてもこのチームに来たかった」と移籍の理由を明かした。

チームは昨季に続き全タイトル獲得を目指す。ザーゴ新監督は「ボールを握りながらゲームをコントロールする、自分たちのタイミングで攻撃や守備をする」と主導権を握ったサッカーを約束。また今季始動後チームに合流していないMFセルジーニョは現在、海外移籍へ向けた交渉中であることも明らかになった。