横浜ユースがMF中村翼(17)の2得点の活躍などで3-2で日本高校選抜に快勝した。

主将マークも巻いて試合に出場した中村は「苦しい時間もあったが、ハードワークして戦えた。勝ち切れて終わったのが一番良かったと思います」と笑顔をみせた。

同試合後に富士ゼロックススーパー杯も行われるため、多くの横浜サポーターの声援を受けながらの試合となった。中村は「こういう舞台でやれて良かった。今年1年頑張ってトップチームに上がって、もう1回ここでやれるように頑張りたい」と意気込んだ。

U-18日本代表MF津久井匠海(17)も「(サポーターが)あんなに応援してくれると思っていなかったのでうれしかった。プロってこういう感じなんだなと感動しました」と振り返った。

試合は前半32分と後半7分に中村が得点して横浜ユースが幸先よく2点を先制。その後は両者1点ずつを加え、後半ロスタイムには町田ゼルビアに加入した日本高校選抜のFW晴山岬(18=帝京長岡)がネットを揺らして1点差に詰め寄ったが、横浜ユースが逃げ切った。試合は40分ハーフで行われた。